世界レヴェルへの道 学問

『固定観念の大枠』の中に存在する、「諸々の小さな固定観念」

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◆総論・展開
固定観念(fixed idea)とは、「一般社会に於ける、既存の、固定された観念・価値基準」を指します。この種の観念・価値基準は、文字通り、「『固定』された」観念・価値基準であるため、人間に於ける真(しん)の意味での改善・向上・発展を妨げます。

固定観念について、これを「固着観念」という言葉で表現すると、学習者にとって、そのイメージを把握しやすいでしょう。固着観念とは「固着した観念」を意味するわけですから、この固着観念に自分が支配されている限り、この地球に存する一個の人間として、真の意味での「自己の『個』」の改善・向上・発展を可能にすることは、「皆無(ゼロ)」の状態を続けることになります(限られた範囲内での、”地域的”・”限定的”改善・向上は可能)。

概して、「自己から固定観念を取り払う」という行為に於いて、以下の2つの類型に分類することができます。

<1>
自己の存在の様相・有様を根本の根本から洗い直し、すべての不必要、且つ、無意味な固定観念を取り払う。

<2>
無意識・無認識・無感覚の状態で支配されている(1)「固定観念の大枠」の中で、(2)「『固定観念の大枠』の中に存在する諸々の小さな固定観念」を取り払う。

補足:
海外でも日本でも、人間が固定観念を取り払おうとするとき、ほとんどすべての場合に於いて、上記<2>の類型に該当します。<2>を行っても、その本人は、永遠と、「固定観念」(固定観念の大枠)に支配され続けることになります。

◆指導・助言
自己実現ができない人間に共通して見出すことができる観点は、「その本人が、前述の<2>の捉え方に支配されている」ということです。

<2>に支配されている人間の場合、このネガティブな側面を認識・理解し、この偏狭極まりない「固定観念の大枠」から脱出するには、必ず、その本人に対して、普遍的な立ち位置から総合的に指導・助言できる「世界的教養人・見識者の存在」が必要不可欠となります。本稿教材を勉強する弟子、あるいは、受講生に於いて、本気で<1>を実現したい人は、生井利幸の指導・助言を願い出ることができます。

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