世界レヴェルへの道

受講生にとっての「狭き門」、弟子にとっての「狭き門」・・・弟子・H.K.さんに於ける体験具現 <1>

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本日の英語稽古にて、弟子・H.K.さんから、「世界レヴェルへの道」に掲載済みの教材、『受講生にとっての「狭き門」、弟子にとっての「狭き門」』についての学習成果を受け取りました。

H.K.さんは、本日の早朝6:00からの銀座書斎入居ビルの清掃活動に加え、8:05からの英語稽古の後、銀座書斎・中央スペース、及び、キッチンスペースの清掃活動を行いました。その際、本日、英語道弟子課程設立以来初めて、弟子に対して、「奥の聖域」の清掃を許可しました。本日の午後、H.K.さんから、前掲教材の学習成果のPDFを受信した際に、本日の活動について述べた添付書類が添付されていましたので、本稿にてご紹介します。

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ご都合の良い時にご確認いただけますよう、よろしくお願いいたします。ここから先に、本日の経験について書かせていただきます。

先ほど、銀座書斎で経験させていただいたことは、非常に深くて大きな経験でした。経験と先生とのやり取りを振り返りながらの帰り道で、私は大きな失敗をしてしまった、と思いながら帰ってきました。先生から、「奥の聖域を清掃してどのようなことを感じたか」と質問いただき、清掃中に感じていた言葉にならないことを、言葉に直して、先生に伝えたつもりでしたが、その伝えた時の状況を振り返ると、「私はとんでもなく大不正解の回答をしていた」ということと、先生が出してくださっている「大不正解のサイン」に気付きました。サインは11年も掛けてやっと気がつきました。大きな失敗ですが大きな発見でした。

それから、このPDFをお送りするまでの数時間の間、「今日どうして『奥の聖域』に掃除で入室させていただけたのか」について、考えていました。これまで、「清掃をしていなかった時期」→「弟子の清掃活動(第一はなぶさビルの共用階段の清掃)の機会の賦与」→「銀座書斎の中の床、および、キッチンスペースの清掃の機会の賦与」というように、徐々に銀座書斎の中に(清掃で)入れていただきました。そして、今日から、さらに奥に進ませていただきました。

どうしてこのように徐々に奥へ進ませてくださったのだろう。どうして清掃の機会を広げてくださったのだろう。それは生井利幸先生の英知と美意識の中に直接入るためです。先生は少しずつ扉を開けてくださり、弟子が先生の形而上学の中に入れるように扉の入り口を作ってくださっていたのだと思いました。今まで、「ミリ単位で全てが構成され、ミリ単位でデコレーションがなされている」ことを聞き、遠目から見て、覗き、窺っていました。絵画の並べ方を客観的に見て、これは崩したら大変なことになりそうだ、とか、勉強に直結しないところで色々なことが想像されました。その「ミリ単位」に、今日は実際に本当に、触らせていただくチャンスをいただきました。客観的に見ていたところから、実際に触るところまで来たのです。「ミリ単位」のデコレーションに対して、私も「ミリ単位」で近寄って行きました。私の「ミリ単位」はまだまだ大きかったです。実際は「ミリ以下」で全てが構成されているということには、清掃しなければ分からなかったです。

どう考えても、物に当たる確率が100%あります。お尻や腕や目の届かない体の一部が絶対に何かに当たってしまいそうです。特に私は、”そそっかしい”と周囲の人々から云十年言われ続けるくらいの危なっかしい人です。その私に、清掃を賦与してくださった先生のことを考えると、、、。先生も、いざという時のことを覚悟で機会を賦与してくださったのだな、と思いました。それは清掃中には気づけなかったですが、「どうして先生は機会を賦与されたのか」を考えるほどに色々なことに気づかされました。

清掃中に、言葉にはならないことで、心の奥の奥の奥の方でじわっと感じていたことが今はっきりと蘇ってきたのですが、生井利幸先生が物凄く物凄く遠いところにいらっしゃり、どうやっても到達できないところにいる、ということです。ものすごく遠くて、なぜか、涙が出てきます。

以上、忘れないうちにお伝えさせていただきたく、こちらに書かせていただきました。今日は本当にありがとうございました。

英語道弟子課程
弟子・H.K.
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追記:
前掲教材に関するH.K.さんの学習成果は、後ほど掲載します。

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