弟子・H.K.さんは、現在、disciple(第7等級)です。弟子の中で、一番最初に「disciple purified(第6等級)準備ステージ・タイトルホールダー」になったのは、H.K.さんです。
H.K.さんは、この数年間、「もの凄い努力」を続けてきました。そして、もちろん、現在も、もの凄い努力を続けており、H.K.さんは、自分自身について、「まだまだ努力が足りない」と言っています。H.K.さんは、毎日、師がすべての弟子たちに提唱する「『限界の限界』まで努力する」ことを目指しています。
「『限界の限界』とは、どのような境地であるのか」、この境地については、既に、師は、何度も繰り返し、弟子たちに対して指導を行っています。
では、H.K.さんは、「disciple purified(第6等級)準備ステージ・タイトルホールダー」にもうすぐなれるのでしょうか。現実問題としては、現在のH.K.さんがいるステージからdisciple purified(第6等級)になるには、たくさんの、より崇高なステージを通る必要があります。
また、師は、H.K.さんに対して、はっきりと次のことを伝えてあります。
(1)「少しでも油断すると、その日のその瞬間から落ちる。」
(2)「自分を高めるには、毎日、もの凄い努力を継続する必要がある。しかし、『先生に認められたから、もう安心だ!』と考えたら、そう考えたその日のその瞬間から、そのステージから、真っ逆さまに急降下する。」
(3)「競争相手は、決して他人ではなく、自分自身である。特に、自分自身の油断こそが、最大の敵である。」
(4)「自分のステージを上げるのは大変だが、『下がる』のは極めて簡単である。どのような人がどのような境地に到達しても、傲慢・高慢になり、自分はもう安心だ(大丈夫だ)と考えた瞬間、”一気に”、”ほんの一瞬のうちに”、真っ逆さまに急降下する。」
(5)「積木(building block)を綺麗に積み上げる(つくる)のは相当なる時間がかかり、実に大変だ。しかし、バランスを崩したとき、積木が崩れるのは、一瞬のうちである。」
H.K.さんは、現在も、自分に甘んじることなく、「もの凄い努力」を継続しています。この「もの凄い努力」を長い期間にわたって続けていると、やがて、そうすることが本人にとって「普通のこと」になっていきます。そうなると、本人にとっては、もの凄い努力をすることは、もの凄いことではなく、「普通のこと」「日常のこと」となり、本人が気づかないうちに、正真正銘の本物の道を歩んでいます。
補足:
以下について、頗る”建設的に”、そして、”理性的に”捉えることができる弟子は、「人間は、実のところ、脳の内部について、ほんの少ししか使っていない」ということがわかるようになるでしょう。
(1)「普通の人が行う『もの凄い努力』とは、見る人が見れば、それは、大した努力ではない。」
(2)「自分がもの凄い努力だと捉えていた努力が、実は”普通の努力”であると気づいたとき、本当の意味での学びの道を知ることができる。」
(3)「人間は、勉強すればするほどに、『自分は何も知らない』ということに気づくようになる。」
(4)「人類最高の見識者(教養人)こそが、自分について、「自分は何も知らない」ということを知っている人である。」