愛弟子たちに対して1ヶ月という期間を通して賦与した特殊稽古:<生井利幸の血の中に流れている「カラヴァッジョ作『エマオの晩餐』の精神」>は、先週に於いて、その稽古内容についてすべて終了しました。わたくし自身、体力も気力も、限界の限界まで使い尽くしました。
弟子たちであれば想像できるでしょう。特に、あれほどまで深い内容の特殊講義について、「5人の弟子たち全員に、5回にわたって、同じように賦与する」(具体的な講義内容・ステージは、「弟子の精神ステージ」によって調整・微調整しています)という行為は、通常人には想像もつかないほど、実に膨大なエネルギーを消耗します(しかも、それらすべてがボイスレコーダーで録音され、記録(データ)として残ります)。
先週の土曜日から、弟子たちは、順次、「特殊稽古リポート」を師に提出しています。特殊稽古リポートは、中には、100ページを超える巨大リポートもあります。
本日、弟子・Y.Y.さんが、「特殊稽古リポート」を提出。その際、「追加したいものがあるので、来週の英語稽古まで待っていただけますか」という趣旨の希望があり、師は、「では、あと1週間、思う存分取り組み、自分が納得したものを仕上げてください!」という趣旨の意向を伝えました。
このたびの特殊稽古は、「2018年最大の学習プロジェクト」です。本稿に於いて言及するには及ばないことですが、この特殊稽古は、単なる美術作品の学習ではありません。特に、特殊稽古内で賦与した特殊講義の一語一語は、「生井利幸の命」を源泉とするもの。弟子たちは、師が発した一語一語についてディクテーションを行うそのプロセスに於いて、それらの語は、「最高峰の美意識ステージに於いて、師自身が自らの『命』(life)を削りながら、その命を『音』(sound)で表現している」という真実を実感したと想像します。
このたびの特殊稽古を介して、どれくらいの”濃度”(濃さ)で、生井利幸から、「生井利幸が賦与する正式神聖指導の範疇に於ける究極的美意識、即ち、『神聖美』を自分の血の中に入れることができたか否か」で、弟子に於けるこれからの「勉強の質」が大きく変わっていきます。
弟子たちが作成した「特殊稽古リポート」は、弟子たちの今後の人生に於ける大きな宝となります。今後の人生に於いて、何度も何度も、4巻の英語音声講義、そして、特殊稽古内で賦与された特殊講義をクラッシック音楽を聴くように聴き続け、その都度、自分が作成した「特殊稽古リポート」を再精読していくと、徐々に、「生井利幸の神聖美・英知」が、自分の血の中に浸透していきます。
追記:
すべての弟子たちが「特殊稽古リポート」を提出した後、弟子たちが、すべての他の弟子たちが提出した特殊稽古リポートを閲覧するための機会を設けます。現在、閲覧方法について検討中です。