世界レヴェルへの道 学問

「感性の質」(the quality of sensibility)を、改善・向上・発展させる重要性・・・雑な人は先に進みにくい

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世の中には、相当勉強しても、なかなか能力が伸びない人がいます。「勉強しても能力が改善・向上しない」、・・・そこには一体如何なる理由・原因があるのでしょうか。

勉強しても能力が伸びない人に於ける最大の理由は、「その本人が、『雑な感覚』の持ち主である」ということです。

「雑な感覚の持ち主」(a person who has slipshodness)とは、つまり、「物事を雑に捉え、雑に扱う人」という意味です。雑な人は、たくさんの時間を使って勉強しても、その勉強の最中に於いて、勉強の方法が大雑把(おおざっぱ)であるため、せっかく勉強しても、その勉強内容について、繊細・詳細に捉えることができません。

以上のことを踏まえて本稿に於いて留意すべき点は、弟子たちは、英語道弟子課程での勉強に於いて、師が指導する一つひとつの教授内容について、「一にも二にも、繊細・詳細に捉え、指導通りに、心を込めて丁寧に勉強していく」ということです。実際、師の指導内容について、漏らすことなく受け止め、それを実行する弟子は、しっかりと先に進めています(一方、師が、どのように熱心に指導しても、まるで他人事のように<聞き流し>をしてしまうと、かりに”本人なりに”勉強していても、勉強の成果を出し、しっかりと先に進むことは不可能です)。

まずは、(1)「感性」という概念と(2)「感覚」という概念は、それぞれ異なる概念であるということを知ってください。師が、日常的に「感性」という語を使っていますので、弟子たちに於いては、まさに、”感覚”が麻痺し、「感性」という概念が持つ深い意味について盲目になることがあります。

「『感性の質』(the quality of sensibility)を改善・向上・発展させる」、・・・この問題は、弟子たちに於いて極めて重要な問題です。

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