師は、銀座書斎・中央スペースにて、定期的に、相当時間を投入し、ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ(Michelangelo Merisi da Caravaggio: 1571-1610)作:「エマオの晩餐」(1606年)の鑑賞のための環境の再調整・再微調整(特に、鑑賞用ライトの再調整・再微調整)を行っています。
ところが、この数日の間に、同絵画の鑑賞のために設置した鑑賞用ライトが動かされています。この数日間の間、絵画の鑑賞、あるいは、清掃活動中に、自分の不注意で「鑑賞用ライトの『向き』」を動かしてしまった弟子は、即刻、師に申し出てください。
鑑賞用ライトに最大級の注意を払うことは、芸術作品に対して敬意を払うことであると同時に、鑑賞者の美意識の改善・向上・発展に直結する問題です。不注意で鑑賞用ライトを動かしてしまった弟子は、自分の不注意を正直に開示することにより、その正直な開示自体が、直接、「今後の自分自身の美意識に於ける改善・向上・発展」に繋がります。