世界レヴェルへの道 学問

「生井利幸の”直系”・”直属”の弟子としての『基礎』」の構築計画 <12>

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■耳学問の法

1 耳学問の概念

耳学問とは、「指導者が、学習者の面前で、学習者本人の認識能力・理解能力に応じた方法で、諸々の重要事項について最も適切な方法で教え導く」ことを意味する。

2 学習者(未完成者・発展途上者)にとっての「耳学問の利点」

学習者は、耳学問を介して、”伝統的学習方法”、または、”一般的学習方法”によらずして、「学習者本人の認識能力・理解能力の下、諸々の重要事項について、最もわかりやすい方法」で学ぶことができる。

生井利幸が賦与する耳学問は、一事が万事に於いて、”直系”・”直属”の弟子の認識能力・理解能力について最高・最善の理性的判断を行い、自らの弟子に対して賦与する「最高・最善の学術」である。(1)「学術としての耳学問」と(2)「単なる雑談」の識別ができない弟子は、”愚かな弟子”である。

3 耳学問の落とし穴

指導者は、学習者が位置している「立ち位置」に応じた話し方・講じ方をするため、学習者は、時として、「この話は雑談なのでは・・・」、「この話は勉強の話ではないだろう」という如き「勘違い」「誤解」「捉え違い」「浅はかな理解」等に陥ることがある。

4 学習者の油断

「学習者が油断するとき」とは、「学習者が、ノートにメモを取らなくなるとき」である。このとき、指導者は、沈黙を保ち、「学習者本人が、指導者の時間とエネルギーを無駄にしている」という学習者が行う”失礼”・”無礼”・”非理性的振る舞い”に気づくまで、「宇宙規模の愛」で待っている。

5 非理性的学習者の病

非理性的学習者とは、所謂、”油断する達人”を指す。何度も注意・指導を受けても油断を繰り返す学習者にとって、治療を要する病とは、「事あるたびに油断する」という病である。

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