世界レヴェルへの道 学問 芸術

「生井利幸の”直系”・”直属”の弟子としての『基礎』」の構築計画 <7>・・・(修正加筆(第2号))

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1 弟子の基礎の構築期間を3年とした理由

弟子の基礎の構築期間を3年とした理由は、その構築期間について道筋を示すために用いた年数である。率直に述べるならば、既に提示した3つの巨大ページ(世界レヴェルへの道、概説ページ、基盤学習ページ)について、たった3年ですべて自分の血・肉・骨とすることは不可能である。

この3つの巨大ページに掲載された無数の教材は、その「量」と「質」を考えたとき、相当年数をかけて学習してもしっかりとした認識・理解に到達するには、平凡人の想像を超えるほどの年月がかかる。3つの巨大ページの習得に何年かかるかは「弟子に於けるtransubstantiation度」にとって相当異なるが、このたび、弟子の基礎の構築期間を3年としたのは、弟子たちがイメージしやすい年数を用いて、「基礎構築の具体的道筋を示す意図」がそこに内在している。

現実問題として、基礎構築の3年の間も、世界レヴェルへの道、概説ページ、及び、基盤学習ページに於いて、順次、新しい教材が掲載されていく。そういう意味では、「生井利幸の”直系”・”直属”の弟子が、『弟子の基礎』を構築するその道のりに終わりはない」と明言できる。

2 生井利幸は、「一流の芸術作品が表現する美しさ」よりも、「弟子の心の中の美しさ」を尊ぶ

生井利幸は、言うまでもなく、世界中の様々な芸術作品の教授を行う。その教授方法は、そのすべてに於いて、transubstantiationを介した教授法(稽古法)である。

無論、わたくし生井利幸は、自らの弟子に様々な芸術作品を教授する。しかし、率直に述べるならば、教授する個々の芸術作品に内在する芸術性・美意識・美感・美学等よりも、「弟子が、transubstantiationを介してわたくしから吸収し、引き継いだ美意識のほうにより尊い価値を見出す。

言葉を換えると、例えば、「今現在、生息しない生命体の美意識」(他界した昔の芸術家の美意識)を”いたずらに”崇拝するのではなく、「今現在、まさに、目の前で生息している生命体の中で育む美意識」(目の前に現実存在する弟子の中で育む美意識)を優先して尊ぶということである。

「弟子を育てる」という教育活動に内在するダイナミズム(醍醐味)は、まさに、ここに存在する。わたくしは、単に、弟子に美意識を教授するだけでなく、「弟子を『美しい存在者』(a beautiful being)として育て、仕上げたい」と考えている。

◆弟子が経験する「”超越的芸術”の時空間」
・・・下記のリンク先で生井利幸の"recitative-style lecture"を聴き込むと、しっかりと事前準備を行い、命をはって芸術作品と向き合う”直系”・”直属”の弟子、H.K.さんが経験する「”超越的芸術”の時空間」について知ることができます。・・・

⇒ Culmination upon culmination (recitative-style lecture in Le Nozze di Figaro, K.492 composed by Wolfgang Amadeus Mozart performed by Toshiyuki Namai)

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