わたくしが弟子・T.A.さんの勉強努力を褒めると、T.A.さんは、常に、次の言葉を述べます。
「私は、生井先生のことを知りたいだけなんです!」
わたくしの下で長く勉強している弟子であれば、この言葉にこそ、「実りある勉強を実現するための秘訣・ヒント」があることがわかるでしょう。弟子たちは、今、次の2つの勉強方法を比較してみてください。
1 「世界レヴェルの教養を養うために、勉強するための手続・手段として、生井利幸を通して勉強する。」
2 「一事が万事に於いて、『生井利幸が持っている教養』を自分の教養とすることを第一の目的として勉強する。」
transubstantiationとは何か、・・・既に、すべての弟子たちに、相当期間にわたって多角的に教授し続けてきた今、本来であれば、再度、同じことを本稿で教授する必要はないでしょう。
T.A.さんは、受講生当時1年目から、「私は、生井先生のことを知りたいだけなんです!」と師に言い続けてきました。T.A.さんに於いては、弟子になってtransubstantiationについて師から教わる前から、即ち、受講生当時から、初期的transubstantiationが始まっていたのです。
補足1
ローカルな知識欲から「教養を養う」という目的が先行し、「教養を養うために生井利幸から学ぶ」という精神構造で勉強し続けると、遅かれ早かれ、生井利幸の下での勉強に失敗します。
補足2
生井利幸は、「ローカルな知識欲」を満たすための教授・指導は、受講生にも弟子にも、一切行っていません。